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食パンの保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

食パンは、通常は常温保存で、
長期保存したい場合は、冷凍保存すると良いでしょう。
食パンは、冷蔵保存すると、乾燥したり固くなる割合が
高くなるので、向いていません。
こちらでは、食パンの様々な保存方法や賞味期限、
腐った場合にどうなるか?について紹介しております。

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食パンの常温保存は?

食パンは、湿気の少ない
直射日光の当たらない場所で保存します。
袋に入っているのでしたら、そのまま保存し、
封を開けたものだったり、手作りした食パンは、
乾燥を防ぐために、出来るだけ空気に触れないよう
しっかりとラップをするか、食パン専用の
保存容器などを使用して保存すると良いでしょう。

お店で販売されている焼きたての食パンの場合、
そのままビニール袋に入れてしまうと、
蒸れてカビの原因になったり、
出てきた水滴によりパンがべチャッとしてしまいますので、
必ず冷ましてから、袋に入れたり
保存容器に入れるようにしましょう。

注意点としては、
食パンはにおいを吸収してしまいますので、
例え、封が開いていなかったとしても、
においの強いものと一緒に置かないようにしましょう。

カビ防止方法
食パンと度数の高いアルコールを
一緒に保存するとカビの発生を抑えられます。
また、アルコールを霧吹きで食パンに吹きかけて
封をするという方法もあります。
この場合は、食パンを焼くことで
問題なく食べることができます。
保存期間)賞味期限)の目安は?

食パンの常温での賞味期限は、2~3日程度
冬場の暖かくない部屋の場合は、5日程度

食パン

食パンの冷蔵保存は?

食パンの冷蔵保存は、
カビ対策としては、有効な手段なのですが、
乾燥したり固くなったりというのが、
常温の時よりも進みが早くなります。
ですので、基本的には冷蔵保存に向いていません。

冷蔵保存するのでしたら、サンドイッチにしたものや
クリームや惣菜などを挟んだものの保存として
考えましょう。
また、パン粉にする際にも冷蔵保存は利用できます。

冷凍保存で長期保存

食パンを冷凍する際は、
1斤そのままではなく、
1枚1枚ラップかアルミホイルに包んで
フリーザーバッグに入れて
しっかりと空気を抜いて冷凍します。
こうすることで冷凍焼けを防ぐことができます。
切れていない食パンは、1食分に切ってから
冷凍するようにしましょう。

1枚1枚入れるのが面倒な方は、
購入してきた袋のまま入れる事もできます。
ですが、冷凍焼けには注意が必要です。

解凍方法は?

解凍してしまうと、食パンがベチャっとしてしまいますので、
解凍せずに、そのままトーストしてください。
その際、トースターをいったん温めておいてから、トーストすると
美味しく焼きあがります。

アルミホイルに包んで冷凍された場合は、
アルミホイルは取らずに、そのままオーブントースターで
焼くと熱が全体に行きわたるため、
美味しく焼くことができます。

保存期間(賞味期限)の目安は?

冷凍保存の賞味期限は、2週間~1か月程度
2週間を目安に召しあがった方が美味しくいただけます。

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腐ったらどうなる?どうなったら食べない方がいいの?

  •  糸を引いている
  • 異臭がする
  • カビが生えている
  • カチカチに硬くなっている


このような場合は、食べない方が良いでしょう。
食パンは、腐るというよりカビてしまう、硬くなる方が
多く注意が必要です。

稀に、糸を引き異臭がすることがありますが、
これはロープ現象といって、
ロープ菌という納豆菌の仲間が
食パンに混入することにより、腐っていきます。
この場合、2~3日でもそのような状態になることがあります。

食パンからアルコール臭がすることがあり、
これは酵母菌が発酵することにより起こります。
しばらく置いておくと、においがなくなったり、
焼くことにより臭いは飛び、食べても問題ありませんが、
気になる方はやめておきましょう。

食パンは、特殊な例を除き、
カビていなければ、基本的には食べれます。

賞味期限を過ぎるとどうなる?

食パンは賞味期限を過ぎても、
カビが生えていなければ、食べることができます。

ですが、風味が損なわれたり、
カチカチになって食感が損なわれることもありますし、
食パンは、賞味期限が過ぎる前に食べるようにしましょう。
また、食パンは白カビが生えることもあり、
この場合見えづらいので注意が必要です。

まとめ

  • 食パンは、乾燥や硬くなるのを防止するため、
    できるだけ空気に触れないよう保存する。
  • 冷蔵保存すると、カビは防げるが乾燥や硬化を高めてしまうため、
    冷蔵保存は向いていない
  • 食パンはにおいを吸収しやすい
  • 食パンの大敵は、『乾燥』『硬化』『カビ』である
  • 冷凍する際は、冷凍焼けに注意する
  • 賞味期限を過ぎても、カビが生えていなければ
    食べることができるが自己責任で。


『カビ』『乾燥』『硬化』に気を付けていれば、
食パンは、美味しくいただけますので、
保存をしっかりと行なって、捨てるということが
無いようにしましょう。

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